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門司港でバナナの叩き売りが始まったのは、バナナを台湾から輸送するおり、門司港が輸送の中継点となって大量に荷揚げされるようになったからです。バナナの輸送は技術的に難しく、また追熟加工の技術も未開発だったため、商品としてのバナナに良否ができました。当時は船舶の速度も遅く、冷却状態なども万全でなかったため輸送途中にバナナが青いまま柔らかくなってしまう俗にいう「籠熟れ」とよばれる下級品のバナナがでてしまいました。その下級品のバナナを早期に販売するために門司でバナナの叩き売りが始まったとされています。門司では一時途絶えていましたが、地元有志によって保存会が結成されて、「バナちゃん節」の名調子が門司港レトロ地区などで公開されています。