【戸畑祇園大山笠】
夏の夜を焦がさんばかりの炎のピラミッド「戸畑祇園大山笠」。昼の幟大山笠が、夜になると12段309個の提灯を積み上げた「提灯大山笠」に変身します。この祭りの由来は、江戸時代(1803年)に、悪霊退散祈願成就のお祝をしたのが始まりと伝えられています。祭りのハイライトは、7月の第4土曜日の大競演会。大小8体の光のピラミッドが、左右に揺れながら駆け抜ける様は豪快です。夜の提灯山笠をデザインし、ステンレス板にシルク印刷したメタリックな高級感溢れるステンレス絵葉書です。
【原画作者】 芹田 騎郎(せりた きろう)
プロフィール
1918 年 北九州市に生まれる。
1935 年 台展審査員 吉田初蔵氏に師事し「きり絵」の製作活動に入る
以後着色技術に取り組みシャープさの中にカラフルな画風を確立
【受賞歴】 北九州市民文化賞日本版画賞、サロンド・パリ賞
フランス・ツージ・マルジス賞、他
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